今年は、当初、早期のワクチン接種効果を期待してか、夏から秋ごろ開催を予定していた大会が、ワクチン接種の遅れとデルタ株の感染拡大の影響により、軒並み中止となってしまっているようです。
最近では、感染対策をしっかりしている病院でさえ、デルタ株によるブレークスルー感染者が複数発生するニュースが飛び込んでくるほど、いよいよ身近に脅威が迫ってきていることを実感します。
ワクチン接種後、半年を過ぎると抗体量が減り、ブレークスルー感染のリスクが高まるとの報告もあるようですが、ブレークスルー感染は、重症化及び死亡のリスクは極めて低いとされています。またブレークスルー感染は症状が軽いため、知らず知らずのうちに、他人に感染させてしまう恐れがあり、引き続きマスクなどの感染対策を怠ってはならないとのことです。また、接種の半年後には3回目の接種(ブースター接種)が必要になってくるようですが、日本では、まだ3回目をどうしていくのかは示されておりません。
私たちランニング愛好者も、ワクチン接種を終えても、日々の感染防止対策への配慮を怠ることなく、少人数の健康維持のためのジョギングといえども、少しでも体調に不調がある場合は参加しない、会話や休憩の時には必ずマスクを着用し、走るときもお互いの距離を確保(並走1m以上 前後5m以上)しつつ、激しい呼気になる強度の高い走行は行わないなどの感染予防対策をしっかり行って、コロナ禍でも、安全で楽しいジョギングを心掛けたいものです。
今後のワクチン効果による感染収束を見越して、秋から冬までに大規模な大会がいくつか全国では開催予定されております。これらの大会が「withコロナ時代」のモデルになってくれることを期待しております。
また唯一、北海道で行われる可能性があった第8回作.AC真駒内マラソンが中止となり、これにより今年、北海道で開催されるフルマラソン大会はすべてなくなってしまいました。
最後の大会として、10月3日開催の「トレイルラン カムイシリin当別」(9/4エントリー期限)に挑戦してみてはいかがでしょうか。
追伸 宣言前に行われたテイネトレイルのフォトレポートに完走したAE氏をはじめ、関門リタイヤしたT氏・YY氏が掲載される。さあ、どこに掲載されているでしょうか。探してみましょう
コメント
① 一人又は少人数で実施
ウォーキング・ジョギングを行う場合は、感染予防の観点から、一人又は少人数
で行うようにしましょう。
② 場所は人が多いところを避ける
ウォーキング・ジョギングを行う際には、食料品や日用品の買物等のためにやむ
を得ず人が集まる場所を避けて行いましょう。また、公園等で行う際には、すいた
時間、場所を選んで行いましょう。
③ 他の人との距離の確保
屋外であっても、他の人となるべく距離(※)をとってウォーキングやジョギン
グをしましょう。
ジョギングは、ウォーキングに比べて運動の強度が高く、呼気が激しくなります
ので、ウォーキング以上に他の人との距離をとるようにしましょう。
※ 感染予防の観点からは、少なくとも2mの距離を空けることが適当とされています。
④ 位置取り等
前の人の呼気の影響を避けるため、可能であれば前後一直線に並ぶのではなく、
並走する、あるいは斜め後方に位置取るようにしましょう。すれ違うときも、なる
べく互いの距離をとるようにしましょう。
その他、ウォーキング・ジョギング中に、唾や痰をはくことは極力行わないよう
にしましょう。