奄美ヨーリヨーリラン(AMAMI yoriyori RUN)2026

 ヨッシー ウルトラマラソン 挑戦 第12弾(2/1)

YouTube(しばらくお待ちください)

(準備)
2024年9月のハーフの大会で左アキレス腱炎を発症し、アキレスが倍ぐらい腫れあがり、歩くことさえ厳しい状態で、5週間全く練習せず、回復に努めて、えちご・くびき野ウルトラマラソンに参加したが、76㎞で大事をとって自主的リタイヤ。
その後もアキレス腱炎の完治には至らず、スピードを求められるハーフやフルマラソンの大会には出場せず、マラニックなどゆるい大会のみに参加して、完治を目指しながら、2025年には春の南房総ウルトラマラソンでは何とか完走しましたが、その後、隠岐の島と四万十川は完走できなかった。
やはり、ハーフやフルマラソンに出ていないので、走力はガタ落ちだと感じる。まだ時々痛みがあるが、かなりいい状態なので、2025年の11月の真駒内フルマラソンに挑戦して走力アップを図ろうとしたが、見事に雪三昧で、ハーフに変更となり、悪路の中のジョグになってしまった。結果、走力に不安しかない中での奄美ヨーリヨーリランへの挑戦となってしまった。

また昨年11月からジムにおいて、筋力強化のための過負荷の2段階目となっており、ウェイトが増し、一方で、なかなか増えない骨格筋のかわりに 脂肪量が増えている結果にトホホ(筋肉痛を和らげようとするあまり毎晩 晩酌三昧だから、当たり前の結果だね(笑))

大会1週間前から、体調が思わしくなく、疲れが抜けない状態が続いたので、一切の練習を行わず、お酒を飲まず回復に努めよと思ったが、なかなか疲労が抜けないので やけになって大会2日前から晩酌を始めてみたら、少し回復したような感じ。(いやー アルコールで麻痺させているだけじゃん でもストレス解消には多少の効果があったかもね(笑))

また冬の北海道から、それも滝川という地方都市からの奄美への大会参加には、旅程での不安が大きい、2022年の12月の沖縄ウルトラのときも、そうだった。

今回は何十年に一度の寒波の影響で、札幌でドカ雪が降るなど、新千歳空港ではJR線の運休し、7千人が空港で一夜を過ごしたばかりだ。また寒気が入ってくる予報もあり、正直、スタートラインに立てるかも心配の材料であった。あとは運を天に任せて、時を待つ心境でしたね。

(大会前日)

いよいよ大会に向けた移動日だ。7:20発のJAL羽田行き その後、乗り継ぎで13:45着です。出発便が遅れても次の便がある状態で、一番早い飛行機にした。

起床2時00分 出発3時45分です。高速は50㎞制限速度規制で岩見沢まで、その後は一般道でしたが、岩見沢から千歳までの区間、20~30CMのワダチがあり、ハンドルを取られながらの走行でした。(危険)

出発直後の滝川の様子(雪国だ まあ 当たり前ですけど(笑))

なんとか無事に、空港近くの駐車場に、予定時刻より15分ほど早く到着し安堵しました。その後、搭乗口を通過し、飛行機(ほぼ満席)に乗り込むと、恐れていた事態に、滑走路の除雪のため35分ほど遅れるとのアナウンスがあった。この時点で、早い便にしておいて良かったと思いました。(危機管理は大事だ 何があるかわからないのが、北海道の冬です!)

羽田空港の乗り継ぎ 待ち

待ち時間でランチ 肉そば 大盛りを食す うまし 満足

JALはLCCとは違いゆとりがある

その後は、順調に奄美空港まで行けました。 あ~ 北海道の人にとっては、この時期に、スタートラインに立てるだけでも これほどうれしいことはない これで十分だ(走らんかい(笑))

奄美空港に着くと、そこは、残念ながら雨でした。空港では、今回お世話になる宿の「リゾートホテル ばしゃ山村」(ばしゃやまむら)の方がマイクロバスで迎えに来ていただいた。同便で7人でしょうか、同乗し、宿に向かいましたね。

この時期の大会は、できるだけSTART・GOALに近い宿をとるため、まさに、このホテルの場所がその場所であったので、早い段階からご予約させていただいた。(これは、正解だった)前夜祭もこの場所なので、移動も気にならず、ゴール後は、そのまま部屋に行き、お風呂と着替えができる。(最高の宿)

奄美で一番 ビーチに近いホテルというだけに、まさにホテルの目の前に(雨なのが残念 でも透明度抜群で、マリンブルーに見える 最高だ)


ホテルの敷地⁉ ビーチとは反対側(宿の部屋の玄関前すぐ)
与湾大親(ゆわんうふうや、與湾大親)生年不詳 - 1537年)は、琉球王国尚清王の時代、奄美大島を治めた大親の1人。奄美方言では、「ユアン」と発音するようだ。

部屋からのロケーションも最高(そうか 夏に来ればよかった(笑))

早速 ホテル内にある受付会場にて受付し、参加賞とゼッケン・計測バンドと預け荷物用ビニール(今回は不要)を受け取り、ヘッテン・バックライト・マイコップの確認が行われた。
参加賞のタオル
作)ミロコマチコ 大阪府生まれ。いきものの姿を伸びやかに描き、国内外で個展を開催。ブラチスラバ世界絵本原画ビエンナーレで、『オレときいろ』(WAVE出版)が金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で金牌を受賞。2019年より奄美大島に移住し、見えないものの気配を感じとるように制作をしている。

参加賞 黒糖の焼酎 小瓶

その後、早速、ホテル内では販売していなかったので、ウエルカムビールを買いに、ホテル内の島おこし市場へ行ったが、残念ながら無く、隣にある徒歩1分の島の北唯一のコンビニである島人(しまんちゅう)マートへ行き、Orion麦酒を購入して、ごっくん サイコー(結局 飲むんかい)
前夜祭前にある程度 明日の準備をしながらね
写真はないけどOrionのパイナップル系も1缶 (飲んじゃたのかい)
いよいよ 大会の魅力である前夜祭だ
ホテル内にある レストラン アマネシア 南国風あふれる建築様式 前夜祭(17時~)はエントリー時に同時申込みが必要だ 金額は2,500円 飲み物は別でワンコイン(500円)ですよ
アサヒビール ワンコイン
参加者全員が座れないと聞いていたので、16時30分にはウエルカムドリンク(ワンコイン)をいただけるとの情報から、早めに席を確保しました。(ただの飲みたかっただけか(笑))
そこで、なんと地元滝川で練習の際に、時々お見掛けしてお話しさせていただいている サロマ湖ウルトラを今年30回目にチャレンジするランナーさんと出会う。日本は広いようでウルトラは狭いな。びっくりした! でも、素晴らしい記録の持ち主の方と、ここで出会えてよかった。この方も最近まで故障で苦しんでいたようですよ。
また、お隣に座った方が、関西の方面で、4週連続でウルトラを走る強者です。なんと3年もアルコールを走るために絶っているだそうです。最近ではカフェインまで。僕は、お酒がやめれない自分が情けなく感じちゃいました。でも、やっぱり、お酒を飲むために走っているので、やめられませんね(やめらないのかい(笑))
バイキング方式
奄美の文化や歴史について、プチ説明が前段にあった 一部紹介すると

1 毎回上位選手にお渡ししていたソテツの葉でできた特製王冠が、4年前から徐々に島に入ってきたソテツカイガラムシによる被害で島中のソテツがほぼ壊滅状態であること。
2 「ばしゃやま」とは、転じて「不美人」を意味する隠語としても使われることがあるようです(現在は不適切にもほどが・・・ですね)
3 今回のコースの100㎞が、前半50kmが 隆起サンゴ礁した緩やかな丘陵の部分と、後半50㎞が、かつてユーラシア大陸の縁辺に位置していた地層が、プレートの沈み込みで隆起して形成された起伏が激し地形の、二つの地形を体感できるとのことです。(実際に走ると、景色だけでなく身体全身で感じることになるとは(笑))

その後、中孝介さんや城南海さん 奄美出身のアーティストの「シマ唄」を聴きながら、踊りまくる。(笑)
でも僕は、黒糖焼酎、さとうきび(黒糖)と米麹を原料とした糖質ゼロで香りが高い蒸留酒の「れんと」をロックで、これがビールと同じコップに入ったもの(サービス最高だ)を、あまりのうまさに、2杯も飲んでしまった。(だから踊るどころではない(笑))
※歌は、YouTubeで一部お楽しみください。1時間30分に及ぶ前夜祭も盛況のうちにお開きとなった。

その後、明日のお弁当をホテルで出してくれるとのことでフロントへ伺うと、夜9時過ぎか、明日の4時過ぎだということで、いったん、部屋に戻り、明日の準備をすることに、そうすると、8時頃に電話があり、できましたよということで、本日中にいただければ、明日は早い時間から食べることができる。ホテルと調理の方に感謝です。と ここまでは良かったんですが。。。。

いざ寝ようと9時にベットへもぐりこむと、隠岐の島・四万十川に続き、ここでも寝れない 0時まで結局寝ることができず、その後も1時間おきに目が覚める始末。(だれかアドバイスください コメント投稿を待ってま~す)
これは病気か、それとも、単に明日の大会がうれしすぎて、子供のように興奮して寝れないのか(もうこれは おこちゃま 決定だな(笑))

(大会当日)
3時30分に起きて、朝食を食べ、
身支度(年を重ねると、あれやこれやと時間がかかる ザックに、ゴアの上着と、風があるとのことでウィンドブレーカーも着込むなど 重いの一言(笑))を済ませるなど、
5時30分のブリーフィング会場(前夜祭のレストラン アマネシア)へ移動した。もう多くの方が集まっていた。
いつもの感じ もしかして、太ってる もう絞れないな(笑)

ブリーフィングは、コース上での注意点、ハブは気温が低いので大丈夫だと思うけど、もし居たら避けてとのこと、まじか(笑)。 また計測バンドをCPで必ずタッチしてくださいとのこと。
その後、レストランの前に、門があるところで記念撮影するので移動してくださいとのこと。
この門がスタートではありません。左の歩道上で、ゼッケン番号順で、順次1分ごとの時間差でスタートする。最初は、駅伝チーム、100㎞女子、男子29番まで、残り男子、それから、50㎞30人前後、最後にワーチ部門の順です。僕は100㎞男子1番ですので、6時のSTARTから2分後のSTARTになる(このロスも、タイムも考慮されている)

出展 AMAMI AMAMI yoriyori RUN 
スタート前の集合写真 ヨッシーを探せ(恒例⁉)

(今回のレースの目標)
冒頭にお話しした通り、なかなか、故障からの復活がかなわない中で、その第一歩として、ヨーリヨーリ(ゆっくりゆっくり)という大会名にもなっているように、奄美の大自然を全身で感じてゆっくり楽しんで走りながらも、次の大会に向けた準備の大会として臨んだ。
具体的には、50㎞までを6時間以内に、GOALは、できればだが13時間30分~14時間を目標にしているが、前半の50㎞は頑張り、あとは、十分楽しみたいとも考えているので、ゴールタイムは制限時間15時間30分以内であればいいと目標と定めた。

(コースの紹介)
(コース前半)
STARTのばしゃ山村から右に海岸線に沿って奄美空港へ、その後、サイクリングロードを走り、あやまる公園へ、その後、笠利岬(かさりざき)でスライド区間を経て、屋仁(やに)まんてん市場、まぐーん広場、打田原(うったばる)からスタートのばしゃ山村へ再び戻る
(コース後半)
再び、ばしゃ山村から、とおしめ公園より、この大会のボスである本茶峠(一気に300mアップ)を目指し、龍郷(たつごう)の里を通過し、再び海岸沿いを進み、とおしめ公園へと戻り、GOALのばしゃ山村を目指すというものだ。
前半が、隆起サンゴ礁した緩やかな丘陵の部分と、後半が、かつてユーラシア大陸の縁辺に位置していた地層が、プレートの沈み込みで隆起して形成された起伏が激し地形の、二つの地形を体感できるコースだ(簡単に言うと、前半が緩い坂の連続、後半は激しい坂が待っている 要は坂だ(笑))

高低差図と目標タイムです
前半に100mアップが1か所、後半は、本茶峠は300m、そして100mアップ3か所。
累積標高で約1,200mだ
目標タイムとしては前半の50㎞までは、あまり大きな坂がないので、6時間以内で走り切りたい。その後は、行けるところまで目標タイムを追っていこうと思う。

(レースの模様)
STARTは、ばしゃ山村の門を出て右側の歩道です。
まだ日の出 1時間前なので、ヘッテンとバックライとは必修です。駅伝チームがスタートして、2分後にヨッシーがスタートしました。ゆっくり、アキレス腱が温まるまで、無理せず、行こう。周りは、真っ暗で、何も見えない、緩やかなアップダウンを繰り返し右側にかすかに海を感じながら、走り始めた。

何人かのランナーと挨拶を交わしながら、進むと、だんだん集団がばらけて、前を走っていた方々に追いついてきました。その時、前を走るランナーの中に、招待選手のようなゼッケンをつけている女性がいたのですが、暗闇の中、その文字がすぐには読めなかった。
よく見ると「白血病ランナー まろにゃん」と書いてある。え~ 白血病ですか! これは話しかけずにはいられない。
お話を聞くと、ご自身が白血病になり、一度は完治したものの、再発してしまい骨髄移植をしてから、復帰に向けた努力を積み重ね、現在、更にウルトラマラソンへの復帰を目指すために、奄美をエントリーし、出身地である北海道 北見市で開催されるサロマ湖ウルトラマラソの完走を目指そうとしている。
今回は、その前哨戦としてトライされているようです。本当に勇気をもらえます。胸が熱くなるのを感じます。ナイスラン ナイスライフですね。

レースも奄美空港を通過するころには、徐々にあたりが明るくなりはじめた。駅伝チームの方がいたので、何キロで襷を渡すんですかと尋ねたら、私は8㎞ですよ 最初の給水所であるサイクリングロード 入口までか なるほどね。
サイクリングロードは、森の中を走るダートなコースで、緩やかにアップダウンとカーブを繰り返し、時折、右側にマリンブルーの美しい海が見える。なんて素晴らしいロケーションがあるコースとなっているだろう。
感動の瞬間 遂に水平性より太陽が顔を出し始めた。日の出だ!

みんなパシャリ (でも 顔が寝てる おい起きろ(笑))
残念 二日酔いと寝不足で~す(笑)
この後は、あまり写真の撮れ高はありません。映像はYouTubeご覧くださいね。
(10㎞)なんと、距離表示10㎞があった。うれしい あるんだと、スタッフに感謝です。こんな小規模の大会で、設置していただけるとは恐縮です。通過時間は1時間8分 目標より3分遅れですが、STARTのウォーミングアップということを考えると、ここはOKですね

サイクリングロードを出ると、そこは海岸沿いを行く道路に出て、14㎞にある「あやまる公園」CP1に到着です。
え~「あやまる」 なんで謝るのかと思いきや、全く違う 美市笠利の北東部に位置している太平洋につき出した岬であり、その こんもりと丸い地形が綾に織りなす「まり」に似ていることから、その名がついたといわれているようです。
ただ、ここには、夢をかなえる「カメさん」のコンクリート製の像がある。
次の場所に触れて、願いを叶えてくださいとのこと。

頭に触れると知恵が授かる
前右足に触れると男性の願がかなう
前左足にふれると女性の願がかなう
後右足にふれるとお金がたまる
後左足にふれると長生きできる
カメに子供を乗せると元気に育つ
おなかにふれると子供がさずかる

らしいので、物忘れが激しいので頭を撫でておいた(飲みすぎで、脳にダメージがあるじゃないか(笑))
ここで、滝川の今年、サロマ30回目のチャレンジランナーと出会う。その後も素晴らしい走りで、もう二度と出会えない。(追いつけない むり~(笑))
ここでは、「バルサキバル」さんの豚汁、おにぎりです。豚汁の豚がたくさん入っており、野菜などもたっぷり入った贅沢な食べ応え抜群。これはうまい!
ゆっくり休んでからの、トイレ休憩も(どんだけ休むんだ(笑))

さあ 次の給水所 須野ダム16.7kmを目指して、再び走り始める。
須野ダム湖を1周するコースでしたが、案外、小さなダム湖でした。でも、緋寒桜が咲いていて、一部はすでに散っているようでしたね。素敵なコースです。

(20㎞)通過時間は2時間20分です ほぼ計画に戻した感じですかね

次にある笠利岬(26.3㎞)を目指します。唯一のスライド区間でもあり、多くのランナーと「ナイスラン」「ファイト」など声を掛け合いながら、あっという間に、走り切ってしまった。折り返しの笠利埼エイドでは、「晴れるベーカリー」さんの塩パン、クリームパン、そして、タンカン、バナナなど給食を食べました。特にパンのもちもちとした触感と芳醇な小麦の薫りが、とても美味しいぞ。後ろ髪を引かれる思いで、次のCP2 展望公園28.9㎞に向け出発だ。

折り返しのスライド区間後、直ぐなので、そんなに距離感は感じなかった。
ここは給水のみです。次のCP3のまーぐん広場までは11.2㎞で、少し距離があるということで、唯一 無人給水所で(34㎞)を目指してGO

その間に、
(30㎞)通過時間 3時間32分で目標 2分オーバーで通過できたのはうれしい。
次の無人給水ポイントを見逃すところだった。やっぱり全く人もいないし、ポツリとある感じで存在感がない。滝汗を流す自分にとっては、水分補給は命取りだ

これが、無人給水所(34㎞) 屋仁まんてん市場 です

(40㎞)は、 4時間48分通過です 目標は4時間50分だ 目標を上回った まじか
次のCP3 まーぐん広場(40.1㎞)まで、こちらも海岸線を見ながら、贅沢な時間と空間を気持ちよく走り続けた。
まーぐん広場では、まぐーん広場さんのスームン(塩豚のスープ)が、豚は軟骨を含む部位で、大きな塊がゴロゴロ入っていて、豚の出汁がおなかに染み渡る回復系の補給食です。おにぎりと一緒に座って、ゆっくり味わいさせていただきました。ごちそうさまです。元気をもらい再出発です。
次は打田原エイド(45.5km)です。

こちらも海岸沿いをひたすら進みます 贅沢なコース
打田原エイド(45.5km)からは、START・GOAL地点でもあるCP4ばしゃ山村に戻るコースとなり海岸線から内陸を抜けて、反対側の海岸へ走り抜けるコースです。
ここでちょっとしたアクシデントがあり、競技ルールでは、歩道がある区間は、歩道を通行し、なくなれば、道路の左側の路肩を走るように書いてあったので、肩幅くらいしかない、歩車分離の柵と民家の石造りの壁の間にある歩道を、路面は、側溝に蓋がされている区間を、ガタゴトと音を立てて走っていたが、その蓋につまづき(高齢化だな(笑))バランスを崩し、左手の手のひらを、ギザギザの石造りの壁に手をついてしまった。手の平の一部が削ぎ落された。流血だ。痛くて、それまで足が痛いと思っていたが、手の方が痛かった(笑)それからテンションだだ下がりです。次のCP4 ばしゃ山村(52.5km)で絆創膏をもらうまでは、流血三昧。
その前に
(50㎞)6時間10分通過です。残念ながら、目標の6時間以内では通過できませんでしたが、エイドでのスタッフさんとの会話や食、そして景色を十分堪能できたので、ここはこれでOK(それって、いいわけじゃん ね(笑))

その後、ばしゃ山村(52.5km)に戻ってきた。ここは50㎞のGOALになっている。続々と50㎞のランナーが笑顔でGOALしていく。
一方、私といえば、到着後すぐに、絆創膏ありませんか。と尋ねると、50㎞をGOALされた女性のランナーさんから、「私持っていますよ。使ってください」と。なんて優しい方だ 心が熱くなりました(もしかすると50㎞女性優勝者かも)。感謝です
その後、傷口を水で流し、向けた皮をとり、絆創膏2枚を張り付けた。命の恩人(大げさじゃん(笑))
絆創膏 張った後です その前の流血は自粛(笑)
話を、エイドに戻すと、ここでは、「La Fonte]さんの一押しのジェラート(真塩(マシュ))と、「味の豪かさり」さんの「ふっくらかん」(奄美の伝統的な黒蒸しパン)を座って食べた。※ジェラートは、海塩が聞いていて、ふっくらかんとの食べ合わせが、高級なケーキを食べているような感覚で、すごくおいしくてあっという間に食べてしまった。
 その後、ホテルでトイレを済ませるなど居心地がよく、50㎞のGOALした方が、ゆったりいるものだから、ついつい15分も休憩してしまった。(やっちまったな(笑))

これからは、後半戦は、コースが激変する。山岳系ウルトラマラソのような様相を呈することになる。まずは、CP5「とおしめ公園(59.3km)」を目指す。
それまでの区間は市街地コースのようなところであはるが、1か所100mアップの坂を超えることになる。
その後、トンネルを抜け、CP5に入っていくが、すでに、ここに駅伝チームの先頭がCP7 同じ「とおしめ公園」93.7㎞地点を通過してきた。さすがに早い。ナイスランだ。

CP5に到着。ここも座って、ゆっくりと、「島とうふ屋」の湯豆腐を出汁醤油つけて味わった。これはうまい。疲れた胃腸に最高だ。
それと「番屋」さんのイカ墨が入ったマダ汁があるようだが、お歯黒にならないよう遠慮させていただいた。
それからスタッフの方に、ルートの確認をさせていただいたら、親切にわかりやすく説明してくれた。初めて参加する私にとっては、ありがたいことだ。コースをロストしないか、常に緊張感を持って走ると、これはこれで結構疲れるので、ある程度のコースが理解できて、少し気が楽になりました。ありがとうございます。
また出発時には、まだ戻つて来てください。待ってますよ 笑顔で元気な声で送り出してくれた。ありがとう。(彼女にまた会うためにを心に誓い 再スタートです)

(60㎞)は7時間49分通過 目標7時間30分で 19分遅れだ(笑)

いよいよ、本大会のボスである本茶峠66.3㎞に向け走りを進めるが、その前に、筋膜リリースを思い、歩道柵で屈伸をしようと思ったが、ここでショックを受けることになる。なんと、屈伸できないほど、大腿四頭筋がやられていた。なんか足が重いと思った。本当なら10㎞ごとに筋膜リリースを必ずやるだが、今回は、最初から全く頭になかった(忘れるんかい(笑))。でも、4㎞で300mアップを登らなければならない。行くしかない。できるだけ走れる区間は走ろうと、登り始めた。最初は、走れそうな区間は走っていたが、だんだん足が進まなくなり、徒歩が多くなってい言った。

その手前で、地元のお祭りがあった。なんというお祭りかは聞けなかったが、出店など音楽をかけて盛況なお祭りのようだ。もしかしら麦酒が飲めるのでは、一瞬頭をよぎったが、ここは我慢だ(当たり前だ(笑))

もともと海抜0mから、どんどん登っていくと、展望は開け、また天気も回復し、太陽が見え隠れするようになると、その景色は最高です。
そして、ここの登りには、ところどころに緋寒桜が咲いていました。
緋寒桜 でも散っている木も多かったような
地元の方も車で来て弁当を広げているカップルもいましたね(腹が減った(笑))

ようやく本茶峠(66.3㎞)だ。登り切った。
ここでは、おにぎりを1個食べ、もう1個を食べながら、次の長雲十字路(ながくも じゅじろ)(74.1km)を目指した。
ここからが鬼門だった。高低差図では、峠頂上から軽いアッダウンが数キロつづくように見えたが、この区間が一番きつく、足を持ってかれてしまった。
でも、二人組の女性のランナーさんと、同じ速度で、歩いては、走りを繰り返し、少しだけお声をかけていただいたおかげで気がまぎれた。(感謝)
そして、お二人に前を先導していただいたおかげで、引っ張んていただき、なんとか、この永遠と続くようなアップダウンをしのぎ切り、ピークアウトできた。

(70㎞)通過時間は9時間30分 目標の20分遅れです。遅れをこらえている いいね

これから下りへと移るが、この下りが厳しい下りでした。3km程度で300mダウンですので、すでに、悲鳴を上げている大腿四頭筋が売り切れ、後半下りなのに、ところどころ歩く始末だ。下りで歩くのは初めてだ。(野辺山でも、そんなことはなかったな 故障の影響で練習不足により、走力がガタ落ちを実感する(笑))
ようやく長雲十字路につき、給水し次のCP6 龍郷(たつごう)の里(78.3km)を目指す。内陸を突き進む 単調な景色となり、走る速度もかなり落ちたが、まだ走り切れていた。

CP6に着くと、「あらば食堂」さんの鶏飯スープをもらい、おにぎりを入れて、雑炊を決め込んだ。もちろん、座ってだが、座ろうとしたが、膝が曲げられないほど大腿四頭筋がやられていた。ドスンと座り込み感じです。
特製雑炊は、スープが体全体に染み渡る美味しさです。ごちそうさまでした。
またスタッフの情報では、ここから先は、海岸線を長い時間走ることになり、本日は北風が吹いて寒くなりそうですよと教えていただいた。
再出発して、歩きながら、一度、脱いだウィンドブレーカーやアームカバーを装着しなおした。ついでに、これから暗くなってくる時間帯になると考え、ヘッテンを着用し、バックライトを点滅させた。

次のエイド 安木屋場(あんきやば)(84.4㎞)を目指していくと、直ぐに海岸線に出た。海は、北海道の日本海のしけたような風景です。風も強く、先ほどスタッフさんのアドバイスはナイスですね。ありがとうございます。
この海岸線の最初には歩道がなく、路肩も狭い、左側通行だと、ガードロープしかなく、すぐ下は海だ。僕の身長だと膝上くらいしかなく、よろけると意味に落ちそうなので、歩道があるまでは、右側を通行させていただいた。無事に、歩道区間まで行くことだできた。(よかった)

遠目ですが ソテツの群生
(ソテツ情報)
現在、盆栽として知られているようです。奄美では幹や実からデンプンをとる救荒植物としても利用された。葉は大島紬を染める泥田の鉄分補給用に、また薪や肥料、あるいは花籠や子供のおもちゃにと幅広く活用された、奄美の人々の暮らしになくてはならない植物だそうです。

この区間で、地元の方が散歩されていたんでしょうか、すれ違うときに、話しかけていただき、今日は海は荒れているけど、有名なホェールウォッチングの場所であり、クジラが時々飛び跳ねる姿が、海岸線からも見えるだよ という情報を得た。今日は見れないのかな⁉。気になり何度も海岸に目を向けながら進んだが、残念ながら見ることは叶わなかった。(泣)

(80㎞)通過タイムは11時間5分 目標11時間に5分遅れだ ここまではまずまずだった。

ここ頃から、男性ランナー(地元かな⁉)の方と、ほぼ、50歩100走な感じで、歩いたり、走ったりを繰り返しながら進んだ。引っ張ってくれる方がいると頑張れるよね(感謝です)
ひたすら海岸線を進んできましたが、湾に入ったのか、海は静まり、なぎっているようで、静かに、ざぶん ざぶんという音にかわりました。

なんとか 西郷小浜公園(88.4㎞)地点までたどり着けました。エイドにはゴールまでの距離表示が出ました。残り12.6㎞だ。
もう日は沈み、真っ暗です。
このエイドでは水分補給し、この海岸線は、あと、どのくらい続くのでしょうか。と訊ねると、「まだまだ続きますよ」との答えに、愕然としました。真っ暗だから海もよく見えないので、少し単調になり、モチベーションが下がっていたところに、ガーンときました。
でも、このスタッフの真実を伝えてくれた言葉は、逆に良かった。まだまだと自分に言い聞かせ、どこかで右(内陸方面へ)に曲がるのかだけを心待ちに、走ったり、歩いたり、そして歩いたり(笑)

(90㎞) 12時間50分 通過です。目標12時間15分より、35分遅れだ。もう14時間は切れませんよ(笑)。でも、贅沢な時間を十二分に楽しもうと気持ちを切り替え、暗いですが、周辺景色や空気 そして薫りを感じながら、歩を進めた(歩⁉ 走るじゃないか(笑))

あまり記憶にないのですが、内陸に向け、右に曲がり、あのCP5の彼女に会うために、CP7 とおしめ公園(93.7㎞)がようやく見えた時には、ほっとした。帰ってきた。戻ってこれたっていう感じかな。
ここでもゆっくり座って、島とうふをいただいた。
そのあと、あの彼女から、ルート確認。トンネルを抜け、奄美空港の右の標識と同様の方向へ曲がったら、その先の道なりに、GOALがありますよとの説明でした。
また今回で5回目を迎える大会であり、今回は、その中で一番寒い大会となったと言っていました。暑いときには、24℃の時もあったようであり、その時は、多くのランナーが苦しんでいたと話を伺った。僕にとっては、この気温でも少し暑かったので、本当に良かったです。
あとは歩いてでも制限時間に十分間に合いそうです。

最後のエイドを出発し。ひたすら暗闇を緩やかなアップダウンを繰り返し、いよいよトンネルを抜け、曲道に差し掛かり、そこで、後ろから追いついてきた女性ランナーと少しだけ話ができ、励まされた。(一人旅だったので、うれしかったね。)

あとはゴールまで全歩き(歩いたのかい 最後ぐらいは走らんかい(笑))
もう無理です

遂に、GOALの光が見えました。ここにきて、まだ制限時間が残っているのに、残念だ。この大切な時間が終わりを迎えようとしているという寂しさと、100㎞を走り切った(歩いただろう(笑))達成感で、気持ちが揺れる。最高の瞬間だ
関係者の皆様、そして参加者の皆様、奄美の皆様 に感謝しかありません。素晴らしい体験をありがとうございました。

そして、ゴールテープを切り、FINISH写真だ。あ~ヘッテンつけっぱ。あ~
カメラマンさんに、もう一度、GOAL写真を取り直していただけますか。リクエスト 快く受けていただき、2度目のGOALでした。最後までわがままですいません。

その場では、完走証はいただけず、ホテルの受付会場へ移動して、完走証をいただき、エントリー時に頼んでいた カレーをもらい、ホテルの部屋に戻り、祝杯だ。この時間帯のGOALだとホテル及び近くの居酒屋・食堂等の営業の時間外だそうだ。

まずは、冷えた身体を温めるため、お風呂に入ってからと思い、あ~左手が流血だったの忘れてた。痛くて、右手だけで、洗えるところだけ洗った。(笑)
ようやく、祝杯と思ったが、お風呂から上がると、ダメージで動けない。1時間ほどベットで横になってから、やっとの思いで乾杯だ。最高に美味いぞ。オリオンビール カレーもスパイシーで、お肉たっぷりの、食欲全開だ

(目標と結果)
一つ目の目標である、ヨーリヨーリ(ゆっくりゆっくり)、奄美の大自然を全身で感じてゆっくり楽しんで走ることは十二分できた。
また具体な目標であった、50㎞までを6時間以内は、残念ながら10分オーバーに、また80㎞地点までは目標タイム5分差だったが、それ以降20㎞は歩く速度程度まで落ち込んだ。結局GOALは、13時間30分~14時間は叶わず、14時間49分でしたが、制限時間15時間30分以内であればいいと目標と定めたので、これもOKだな。(ドンマイ(笑))ただ次の大会に向けた課題も見えた。

(大会翌日)
昨夜は、大会日前夜に3時間程度しか寝ていないこともあり、さらに大会の疲れもありでの熟睡できた。寝まくった(いや 気絶したか(笑))
でも起きようとしたら大腿四頭筋が言うことを聞かない。立ち上がったり、座ったりするにも、大変だ。(野辺山を完走した時のようだ(笑))
朝食は前夜祭と同じく、ホテル内にある レストラン アマネシアでバイキング方式
めちゃめちゃお腹がすいていたので、バク食い(笑)


海を見ながらの朝食は格別においしい
恒例の観光ゼロ(走るだけに来てしまった(笑))

その後、宿の方を後にして、奄美空港へ
お土産購入とランチです もちろん ご飯大盛りです(まだ食うんかい(笑))
絶賛 リバンド中
アマミクロウサギへの寄付金付き 黒糖焼酎購入
その後は、JAL便 復路は伊丹乗り継ぎで、順調に帰宅できましたよ

帰宅後 安着祝い 
島人マートに1本だけあった この界隈では貴重な1本 紅サンゴ 黒砂糖焼酎
日本の麹文化で醸し出した原酒を 西洋の樽貯蔵で長い時間をかけて熟成させました。
まるで高級ウィスキーのような芳醇な味わいと豊かな樽の薫りだ
これ最高だ。はじめてだ
それも琥珀色だ

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コメント

ウッチー さんのコメント…
長編の投稿ご苦労様です
ヨーリヨーリたっぷり楽しませてもらいました YouTube編も期待してます

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