第7回(今年3回) 札幌ナイトロング走(92k) レポート

第6回(今年2回)が北海道の緊急事態宣言で中止となり、ようやく6月20日をもって解除(札幌:まん延防止等重点措置)となったことを受け、先週は「サロマ湖ウルトラマラソン オンラインチャレンジ 1DAY100㎞、50㎞」にチャレンジしたばかりですが、引き続き7月2日夜中から3日の昼にかけ札幌駅から滝川市役所までの間約92kmのロング走が行われた。参加者はO氏、H氏(女子)ともに先週100㎞、T氏とYY氏は先週50㎞のタイムアタックをしたばかりの4名です。また走るんかい(笑)

2日に、滝川市立病院前(高速るもい号20:17)から最終の高速バスに乗車し、スタート地点の札幌駅ターミナルを目指します。

札幌市は「まん延防止等重点措置」ですので、札幌駅ターミナル到着後は、トイレを済ませたらすぐスタート!いつものことですがコンビニ以外はどこも立ち寄らず、密を避け、マスク着用など感染防止対策に万全を期し、国道12号をひたすら北上し、夜中のうちに札幌市を抜けました。(3時間程度で通過)

背景は一切関係ありません。明るい撮影場所を探した結果です。

速度(LSD)は、今回は先週の疲れも考慮し、前回より遅い、平均km9分~10分、コンビニも3~5km程度に1回を目安にトイレ・休憩をとりながら、完走を目指します。

その後、市街地を抜けると、ヘッドライトの光を照らし、酪農学園大学などを通過です。いつものように牧畜の牛の香ばしい糞尿のにおいがしてきます。牛の姿は、今回は見えませんでした。

食べ残しの写真しかありません(笑)

江別では、いつも夜食をとるため「すき家」に立ち寄るのですが、今回はテイクアウトのみとなっていたので、急遽、隣の山岡家で、油こってりの濃厚ラーメンを食べました。満腹です。(笑)これで走れるのか、やっぱ無理・・超低速です。

江別の市街地を抜けるとさらに暗くなり、千歳川を渡る際には、いつもは工業地帯にあるパルプ工場の独特のにおいがしてきますが、前回に引き続き、今回もにおいません。それから夕張川を渡るまでは、橋梁と立体交差が続き、豊幌からぐらいからは、日が昇り薄面と明るくなりはじめ、岩見沢市の入口の幌向に向かう直線では、極度の眠気に襲われますが、居眠り走りは禁止です。(笑)また最近では札幌市の市街地にまで熊の出没情報があるくらい熊が人の居住地に近づいているので、熊鈴をつけながら、そのリンリンとなる音に、さらに眠気が増します。もう寝ているぞ(笑)  おおおーーーーー起きろ

今回の気温は、スタート地点17℃で、最低気温でも16℃であったため、比較的涼しく走りやすい状況でした。若干の風があり、肌寒さも感じるくらいです。

そして、中間地点でもある岩見沢市の市街地のいつものセブンイレブン(45㎞)に到着する頃には、お迎えランのラン友から、今どの辺ですかとお迎えランのスタート時間を決める確認のLineメッセージが届きました。

ここで休憩を兼ねつつ、眠気覚ましのコーヒーを飲んでいると、本日のサポーターのTY氏が到着。(感謝)救世主のお出ましです。ここまで重いザックを背負い走り続けていると、肩や首などにダメージがあり、それを車に預けることができ、身一つで走れるなんて、なんて幸せなことでしょう。ここからは、3~5㎞程度でサポーターの車がエイドとなります。ここで、まさかのお迎えランのひとり(K氏)がすでに自宅を出発とのこと、合流点を逆算すると片道30㎞くらい、往復で60㎞のお迎えランだ。凄いぞ。凄すぎる!

この先にある日本一の直線道路29.2km入る前に三笠の道の駅(62㎞)でいつもの小休止。ここからが中盤戦です。今回は4名とも、ここを通過し、日本一の直線道路へと向かった。

直線道路を少し進むと、お迎えランのみんなと合流、30㎞(片道)のK氏と、奈井江の道の駅からスタートした13㎞(片道)のS氏とAE氏です。皆さんと会うと、さらに元気がもらえます。しかし、この辺から気温がどんどん上昇しはじめましたが、幸いにも3㎞ごとにサポートしていただけているTY氏のおかげで脱水にならず、走り続けられます。(感謝)3㎞ほど行けばエイドがある、ただ、それだけを目標に頑張れました。

AE氏は午後から予定があるにも関わらずぎりぎりの参加 ありがとう!なんと「ふらの・びえいネイチャーハイク50㎞」に挑戦 凄いぞ!いいぞ!

K氏 凄いぞ!60㎞単独走破 桁違いだ。そして江別・野幌Trial Marathon Half 2021(7/22)にチームの最速女子として出場、他にも男子最速SB3ランナーのTK氏も参戦。二人とも応援してます!

S氏 カムイの杜トレイル(7/18)のボランティアスタッフに!お世話になりますよ。

 そんな中、先週100㎞(滝川・岩見沢間往復)を走ったときに食べた美唄の「たつみ定食」を食べようという提案がありました。でも、開店時間のかなり前に通過することがわかり落胆。毎回、美唄での食事は時間的に無理なんですけどね!きっと、何か目標がないともう前は進めないって感じですかね。(笑)まさに馬に人参ぶらせげている感じかな?

その後、ロング走メンバーは、朝食兼昼食をとるために、店の開店時間を見計らい、奈井江の「からまつ園」でそばを食べることにしましたが、お迎えランのメンバーは、まだ食事には早いとのことで、ここで分かれることとなりました。お迎えランの皆さん、ありがとうございました。ここまでくれば、先が見えてきました。(感謝)

空腹には勝てません。結果、写真ロス(笑)

この店では、全員、天ぷらそばを食べ、しかもO氏は大盛りをチョイス、完食。初めて来店したという方も、なかなか美味しいと高評価でした。またまた満腹!案の定、次のエイドまで走れません。お互い暗黙の了解で何も言わずとも、みんな結局2㎞ほど歩きました。

その後、奈井江の道の駅に入ると、なんとA氏がご夫婦で応援に駆けつけてくれて、しかも、アイスとスイカを差し入れしていただきました。(感謝)またまた元気をもらいました。(写真ロス すいません)ここでアイスをいただき、残りのスイカはラストスパート直前に食べることとしました。

ここから、残り15㎞です。もう少し、でも気温がどんどん上昇し28℃に、日影がほとんどない中、じりじりと照りつける太陽を背負い走り続けます。そんな中、砂漠にあるオアシスかのようなエイドだけが目標です。そこで何杯もコーラ、水、スポーツドリンクなどを飲み、時には氷でシェイクした水を頭からかぶせていただき、キーンとするくらい、冷たく気持ちいいです。(体と脳がうれしいと叫ぶ。感謝。)

砂川のツルハでT氏が急に腹痛に襲われ、無念のリタイヤとなりました。後で聞くと、どうも熱中症だったのではないかとのことです!(無理は禁物です。)ここからは3人旅。お互い、ここまできても、なぜか、抜きつ抜かれつ、次のエイドを目標に争い続けました。お互い競うことで走り続ける魂を燃やし、その足を止めず、歩かず、走り切るという覚悟であったかもしれませんね。

そして、いよいよクライマックス、滝川市に入る新空知大橋を渡る手前に、最後のエイドが設置され、先ほどいただいたスイカを食べ、ここから2㎞のラストスパートです。思い思いに、全力であったり、風景を楽しんだり、今回のランを振り返ったりなどしながら、最後の最後まで、余すことなく楽しんで無事にゴールしました。

今回は、夏の札幌ナイトロング走であったので暑さが危惧されましたが、夜は比較的涼しいことが功を奏し、後半戦も猛暑の中、TY氏のきめ細かなサポートがあったこと、そして、お迎えランの皆さんから元気をもらったことで完走できたんだと思います。(感謝)皆さん 本当にありがとうございました。次回、8月も楽しみだね!(笑) 次の挑戦者を待つ。





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