第28回 星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 挑戦者の記録 

 第28回 星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 挑戦者の記録 

 O氏、YY氏 6か月前 昨年11月頃 サロマ湖ウルトラマラソンが中止になる可能性が高いよねという話もあり、それじゃあ、この機会にウルトラの中で「野辺山ウルトラマラソンを制する者はウルトラマラソンを制する」とも言われるほど、過酷な大会へ参加しようと決めました。その後、12月1日に、O氏の紹介で、スタート・フィニッシュ地点300m程度という一番近い宿(高原旅館 野辺山荘)のクリック合戦に勝利!、12月10日にエントリーを無事に完了。これで行くしかないと覚悟を決め。でもコロナ感染の拡大が止まらず、長野県の警戒アラートが4又は5レベルには中止の判断基準がある中、最高の6レベル又は5の状態が長く続いており、日々開催ができるのか不安を抱えながら、必ず開催されると信じて、残り6か月、練習に練習を重ね続けてきました。

皆さんのコメント投稿をお待ちしております。是非、お願いします

YY氏の練習記録:北海道は冬期間で、雪道ランでも、月間300㎞を超えていましたが、野辺山には、欠かせない筋トレをしていたスポーツジムが倒産してしまい、その練習場所を失い、その後は、自主トレで何とか筋トレを続けてきましたが、自主トレでのオーバートレーニングにより、3月上旬6日間の大腸炎により入院するはめに、また冬道の凍結により転倒し打撲していた左ひじがついに故障(溜まった水を抜くほどに)、更には右足の足底筋膜炎と故障続きのまま、完治しない状態で大会当日を迎え、不安を抱えつつの参加となりました。後は、この6か月間練習してきた自分を信じ、必ず完走して見せるという覚悟をもって大会に挑みました。

それでは、大会の記録です。(YY氏の視点)

まずは、明日の大会に向けて、出発前に45分程度かかる抗原検査を自宅で行い、アプリで結果(陰性)を写真撮影した後、送信してから出発です。もちろん10日間の健康観察もアプリで実施し入場パスの発行も確認です。(コロナ禍で、何かと手間はかかりますが、大会が開催されることは何よりありがたいことです)

O氏がジェットスターが安いよとのことで、YY氏は人生初のLCCに搭乗することに。ANA,JALなどと大きくは変わらない、機内持込みが7kgまで、座席がほんの少し狭い(長身の僕でも全然OK)、それと空港の一番端っこ(移動時間が多少かかる程度)
到着が成田空港第3ターミナル 徒歩10分程度で第2ターミナルの京成スカイライナーへ
山手線 日暮里駅
山手線(内回り)新宿駅
特急あずさ25号 乗換
弁当食べてから撮影 中身は空(笑)お腹減りすぎて未撮影
小淵駅 乗換 小海線へ
 
野辺山駅 到着 標高1,345m
最も標高の高いところにある駅 心なしか空気が薄いぞ それでは300m歩いて宿へ
高原旅館 野辺山荘 
レトロ感満載 お宿の人も大変親切で話しやすい いい宿だ!
やっぱり 今日泊っている方々は、野辺山ウルトラマラソンの常連のようだ

囲炉裏 素敵な空間 セルフ ドリップコーヒー100円
窓の外も、高原の風景一色
では、スタート地点を散策へGO
ここはコース紹介の動画に写っていたぞ
スタッフの方から親切にお声をかけていただいて、撮影いただきました。
ありがとうございます
ここが、受付会場 健康観察及び抗原検査結果のチェック会場 ここも動画で見た。

 その後、安着祝いのビールを購入するために、5分ほど歩いたところにあるセブンイレブンに行く途中の交差点で、なんとこの後、「 渡辺恭令9回完走への挑戦」の動画に出ていた渡辺さんに遭遇、「動画見ましたよ」をお声を掛けたら、気さくに話してくださいました。あの動画撮影を引き受けた後に故障してしまい、正直困ったなあという感じで大会に挑んだようです。そして、初めの僕たちにアドバイスをいただきました「下りはあまり頑張らないよう、あきらめずに最後まで走り続ければ必ず完走できますよ。頑張ってくださいね」と励まされ、元気をもらいました。渡辺さんありがとうございます。
 早速、宿の温泉に入って、ウェルカムビール 乾杯 旅の疲れが抜けた
温泉では、筋骨隆々の50代と思しき方と話すと、ユプシロン(20回以上完走者)だそうで、また貴重なアドバイスをもらいました、やはり、下りは頑張りすぎないことだそうです。後で調べると、中川さん(データ)だとわかりました。
でも、二人とも、不安を抱えています。O氏は家庭農園で腰痛が悪化、YY氏は、右足の足底筋膜炎が痛む
夕食が、高原旅館という感じで実に美味しい。
岩魚の煮つけ
コゴミの天ぷら
信州豚のソテー
明日の完走を誓い 乾杯です。もりもり、ごはん 3杯 お代わり ビール大瓶 20時には就寝
 緊張感もなく、比較的ぐっすり寝れた。大会当日 2時半起床 2回目の抗原検査(45分)、3時30分から朝食、すぐに会場へ受付してチェックをゼッケンに記載(レ点)していただき、またすぐに宿に戻り、ぎりぎりまで休憩と暖をとる。気温5℃ 少し霧雨。4時40分に宿を出発、号砲は2組の5時15分です。
 今回は、コース途中の荷物を預けることができず、かなりの重さの補給食やポンチョなどリュックに背をわなければならない。ただでさえ、難コースなのに、大きな負担だ。また二人とも故障しているので、ロキソニンを飲んでのスタートとなった(その後、O氏は3錠、YY氏は1錠、大会中に追加服用した。)。またYY氏は、サロマでの経験から水分補給を経口補水パウダーを入れて脱水を防ぐよう、また胃が水分を受けつけるガスタード10も服用、更には足底筋膜にテーピングを施してのスタートです。(南牧村社会体育館)
スタート地点を逆方向 ゴール側から見ると こんな感じ
ここから先がスタートの入場ゲート ゼッケンのチェックを確認の上、入場できる。中には、チェックしていない人もいて、受付し直し、1組目のスタートに遅れる人もいる。
O氏 ポンチョで暖
野辺山 いよいよ号砲
タンクトップの下に、フィットネスゼロ これが寒さによる冷えを感じさせず、暑さのときの発汗を促す、結果、凄い良かった。また首に巻いているのが、水をしみこませると体温を下げてくれる最高のアイテムだ。これで後半、暑くなったときに大変助かった。
2組目 最前列に陣取るO氏 少しでもタイムを稼ぎ、ぎりぎりゴールときでも、関門に間に合うようにしたい。これが、僕を完走に導てくれた。O氏ありがとう。
ウルトラのレジェンド
O氏 気合十分
前回まではスタートゲイトは門形の黒だったけど、今年は緑の支柱2本・・・後日ライフ配信でわかったのですが、ゴール時には門型の黒いゲートが立っていたようです。
YY氏もだ 
開会式 主催者 代表の挨拶
野辺山ウルトラマラソン プロデューサー 坂本雄次さん

いよいよ号砲
 O氏 勢いよくスタート km6分を切って走っている 流石、サロマ湖ウルトラマラソン26回完走者 スタートして1㎞を行かないうちに、小海線の踏切を渡るが、O氏から遅れること数十秒でYY氏も渡った直後、電車が来て踏切が降りた。危ない、いきなり出鼻をくじかれるところだった。
JR最高地点の到着
 今回はできるだけ撮影するときめていた。もちろん 完走できる範囲 スタート5㎞までは舗装でフラット、その後は砂利道へ変わり、登りがきつくなり、トレイル状態に、
ここでは、八ヶ岳が見えるはずが、霧に阻まれ、ほとんど見ることができない。振り向けば富士山も遠くに見えるはずだが、真っ白だ。サロマンブルーのぎりぎりランナーの鈴木さんのブログを参考に、心拍数を、登り160台、下りを140台を目安に心掛けていた。
八ヶ岳 大自然郷
 エイドでは、花豆ミルク饅頭をもらったが、口の中の水分を持っていかれて、食べるがの大変、むせかけた。危ない。気管に入ったら大ごとだ。またこの先多くのエイドにあったのがカリフォルニアレーズン(小袋)であり、マグネシウム、鉄、亜鉛、カリウムなどランナーにとって必要不可欠なミネラルが入っている。ただ、食べずらい。
 これから先の登りはかなりきつい。千歳JALフルの倍程度の勾配かな?またそれ以上かも
17㎞地点 最高標高1906m(横岳中腹)
 これより、ガンガン下り km5分前半程度 足が持っていかれる。ゆっくり走るのもダメージがでる。アドバイスをもらっているので、できるだけ足にダメージが出ないよう、足裏全体で優しく降りるようなイメージで走った。
 天然水 湧き水 生命(いのち)の水
今回は、コロナのため飲んでいる人はいないようだ。
36㎞地点 稲子湯
  寒いのに以外に汗が出ているので、暖かいお吸い物は最高だ。もともと森は湿度がかなり高い。菓子パン袋ごとまるまる一個の提供があり、チョコデニッシュとジャムパン、僕はジャムパンをチョイス、でもジャム部分だけしか食べられたかった。O氏は1個全部食べたとのこと。(強靭な胃袋だ)
 まもなく、林道が終わり、長いアスファルトの下りが続く。ただ一部歩道が芝になっている区間があり、膝にやさしく、若干痛みも和らぐ。
42㎞のフィニッシュ地点 第2関門 八峰(やっほう)の湯
 ここでゴールするランナーを迎える 声援が聞こえる。初めてトイレ(小)済ませるが8分ロス、これままで、どこも激込みでしたが、ここで済ませないと思いで行きました。

エイド10 信号待ち
 第3関門 50㎞ 標高最低880m 右の女性と抜きつ抜かれつつ、ほぼ同じペース、決してストカーではありません(笑)。シャトレーゼのお菓子はうまかった!
 ここから、かなり暑くなってきたので、頭からプールの水をかぶりました。そして徐々に登り始める 今日の最高気温は20℃を超える(佐久 最高気温22.8℃)、過去には25.3℃で完走率50%未満も数年前にあったはず。それに迫る過酷さだ。
 北相木村の折り返しに向かう登り、すでに1,000m以上一気に下ってきて、もう足が残っていないのに、今度は登りが続く、まだ後半が始まったばかりなのに不安募るが、弱気にならないよう、自分を信じ突き進む。気温は何度かわからないが、かなり暑い、汗が大量に出る、脱水が心配だ。遠くの山がゴリラに見えるようだ。
 ようやく折り返し地点、長く感じたが約4㎞しかなかった。登りだったので、かなり長く感じたようだ。エイドでは水をバシャバシャかぶり、コーラを飲み。
 アスリートのために作られたという青柳ういろうの袋が開けられずいたら、スタッフさんが見かねて袋をあけくれた。ありがとう。食べやすく、消化もよさそうだ。
 その後、エイド15(北相木村小学校)の蕎麦ころりん饅頭(クルミを交ぜたあんこをそば粉を練り込んだ生地で包んで焼き上げた。そばの風味が口に広がる)格別に旨いぞ
 ここから馬越峠入口 エイドは、すぐ右に曲がった左側にあり、そこから急激な登り、もう足も残っていないので走れっこない。案の定、歩き、できるだけ早歩きに努め、もう写真も撮れそうにない。これから先、ときどきいるユプシロンや経験者にアドバスをいただくと、この時間で、ここまでくれば、もう大丈夫。ただし、馬越峠以降の下り、更には90㎞からの7kmの緩い登りがあるから、そこは踏ん張らないといけないよとのことです。ありがとう。
ようやく41号カーブの79㎞地点 馬越峠 標高1,620m ここは標高があり少し涼しい。
YY氏 ハンガーノックを避けるため、メダリスト・エナジージェルを流し込んだ。
 YY氏は、エイドごとに行ってきた筋膜リリースを更に念入りに行い、厳しい下りに備える。少しでも時間を稼ぎ、80㎞地点で3時間残したい。このエイドでO氏に抜かれました。
 峠を越え、下りを少し降りたところで、O氏を再度抜き返した。足がつりかかっているようで、安全走行中でした。
 41号カーブ(標識があるが、写真は撮り損ねた)が1号カーブになれば峠は終わるが、ガンガン下る。大腿四頭筋だけでなく、足全体の筋肉が悲鳴を上げている。
 そして90㎞地点からの7km登り、緩やかだが、もう足が残っていないので、走り、歩きを繰り返し、時計を見ながら、ゴールを目指す。ここがある意味一番きつかったかも。写真の左カーブした先の登り初めに90㎞地点がある。
 その後 94㎞のところでスタッフの方が、逆方向から走ってきて、ゴール制限が15分遅くなりましたとのこと。心配だから最終エイドの96.7㎞地点のスタッフに確認したら、ここで3分以上も待たされしまった。聞くんじゃなかったと後悔。そのスタッフの方は20分と言っていたが、結果は15分でした。急な変更でスタッフも混乱。
 ここまで来るとゴールでの声援が聞こえる。なぜかというと、直線距離で300mでも迂回して3㎞だ。残念。でも当初通り14時以内までにゴールすることを誓い、気合を入れ直し、前に進んだ。必ず時間にゴールするぞ。
 97㎞を過ぎるとフラット、時々下り、なんと残り1.5㎞でO氏に後ろから、ぽんと肩をたたかれ、ものすごい勢いで駆け抜けていって行ってしまった。「後1㎞だ、行くぞ」と言われましたが、あのスピードには、到底追いつけそうにもありません。あくまでも、確実にぎりぎりでも、必ずゴールし完走を果たすことだけを考えた。
 ゴール300m手前で、宿の野辺山荘が右手に見え、ここでようやくゴールを確信し、最後の交差点を左にカーブすると100m先にゴールが見え、右前の電光掲示板のタイム表示を見ながら、参加者同士の写真撮影のための間隔をあけ、ぎりぎり1分前にゴ~~ル!
 ここでスタートの最前列が成功だった証だ。後ろだっらと考えると、ぞっとする、ほんとうに良かった。O氏に感謝です(笑)

 ゴール後に、間髪入れずO氏が発した一言が実にいい。「セブンイレブンにビール買いに行こう」、ゴールの余韻にひたるまもなくビールを買いに行くことになりました。(笑)
 その道中、寒さもあり、YY氏は体調が悪くなり、買ったビールをO氏に持ってもらう羽目になってしまい、ご迷惑をおかけしました。
 宿も、夕食18時30分で、ゴールが19時ギリ、その後、ビールを買うのに45分で、温泉に入るなど20時を超えてしまい、僕も脱水ですぐには動けずに部屋にいたら、お宿の方が部屋食にしてくださいました。ありがとうございます。
 O氏はビール500缶3本をあける余裕、僕は1時間程度水分を取りながら横になっていたら大分回復し、ビールを1本少々いただき、その後すぐに就寝。
 食事はO氏、YY氏ともさほど食べられない。お宿の方に聞くと、他の参加者もかなり残すようですとのこと。(※YY氏 朝、体重を測ると5kg減 これは脱水だ)
71歳 野辺山を制する もう人じゃない(笑)
心なしか疲れすぎて、笑顔がつくれていないような(笑)
朝食 うまし 長いも最高
 次の日の帰路につくために5時30分起き、荷物を宅配するため宿スタッフに預け、温泉入浴などしていると、いきなり女性に声をかけられたが、どうやら人違いだったらしいけど、よく見ると、コース紹介をしてくれた71㎞ 4連覇のポカリさん(動画)でした。少し話ができ、「初めての参加で完走したんですね。凄い、おめでとうございます」との言葉をいただき、同じ宿だったんだことがラッキー、どうやらユプシロンの中川さんと同じグループのようだ。
 その後、7時20分から朝食、この朝食は全部食べ切った。(YY氏 朝からすきっ腹で良く寝れなかったな)
 ふたりとも両足の大腿四頭筋など筋肉痛は凄い!O氏がこんな経験いつぶりかな。との問いに、YY氏は大学バスケットの夏合宿以来、O氏は初めてウルトラ100㎞を完走した時のようだ。
 宿を後にすると、昨日見ることができなかった八ヶ岳がはっきり見える。最高のプレゼントだ。

 最後に、二人のタイムを比較してみた。YY氏はサロマンブルーの鈴木さんのぎりぎりタイムを参考に計画タイムを事前に用意しながら走り、O氏は80㎞で残り3時間以上残すことを目標に走ってきた。結果、残り20㎞以降は、90㎞から7㎞の登りを含め、足が残っていない限り、3時間程度かかることがわかり、お互い、ぎりぎりのゴールとなったと分析できる。これ以上速いタイムをたたき出すには80㎞地点で3時間以上が必要だということかもしれない。そのためには、馬越峠の登りを少し走る必要があるだろう。
 男子100㎞で、完走率は65%、制限時間を14時間とする61% ウルトラマラソンをあっちこち出ている方々が挑戦して、この完走率。例年の中で低い方と言えよう。今回は完走できただけでも、凄いことだと感じる数値だ。
 この6か月間、厳しい練習を積み重ねてきた自分を信じ、走り切ったことが完走に結びついた。練習は自分を裏切らない。
 YY氏の90km以降の大失速の原因は、脱水とハンガーノックだ。79㎞馬越峠以降、ほとんど補給していない。胃が受付けなかったのもあるが、少しづつでも手持ちのジェルや経口補水液をとるべきだった。(反省点)
累積獲得標高は2,150m(サロマの300mの7倍以上だ)

 帰路の途中 飛行機のフライトまで時間があったので、乗換(京成スカイライナー)の上野界隈のガード下で昼食を兼ねて祝杯を軽く1時間程度 もう東京は夏(27℃)
アメ横
 完走おめでとう。カンパーイ うまいね 今日もO氏は日本酒の冷酒、YY氏ハイボール特大。結局、走っているのか、飲んでいるのか、半々かな(笑)
 これで「ウルトラマラソンを制する者」という勲章が一つ増えた。
 その後、YY氏は左ひざが痛むので、乗換の待ち時間までO氏は上野を少し散策(土産物追加購入)、21時前には滝川に帰ることができました。移動も一日がかり。お疲れさまでした。

 会員やラン友の皆さんから送られてくる応援メッセージをガーミンで見ながら、一歩また一歩進むことができました。応援があると、もう走れないはずなのに、どこからか走る気力が沸いてくることを思い出した瞬間でもありました。多くの応援メッセージをいただいた皆様、本当にありがとうございました。

皆さんも、是非、必ずチャレンジしてみてください。
過酷さの極み、だからこそ充実感も半端ないですよ!最高(笑)
絶対ですよ。

◆最後にO氏からの投稿
 八ヶ岳野辺山マラソン大会の完走、走ってみて改めて東のウルトラマラソンの横綱と言われる事実感しました。
 標高1350メールからスタートし1900少々を登り下りの繰り返しする激コース、前半は、まるでトレランでした。自制しなければ・・・と頭で分かっていましたが、37キロの下りに入るとタイムロスを取り戻そうと50キロまでスパートする。
 その後のゆるやかな登り下り、そして最大の難関74キロからの馬越峠の5キロは、足は、完全にやられました。
 最後は、2度の大腿部の筋肉ケイレンで残り10キロは、悲惨な走りでした。
 『何で野辺山マラソンに来たんだ。もう二度と出るものか! 何とかゴールまで足よ持ってくれ(>_<)』と心の中での闘いを乗り越え、ゴールが見えて来たとき本当に嬉しかったです。
 一緒に行ったYY氏・・・すぐ後にゴールし喜びも2倍になりました。
 後で分かったのですがスタート前の駐車場の不備でゴールタイムが15分伸びた・・・とか何だコリャ😅
 でも厳しい大会は、思い出に残るな・・・皆さんもチャレンジしてみて下さい。


■■同日に開催された他の大会の会員情報(各種データより)■■

 1)TK氏 札幌・モエレ沼 Trial Marathon 2022では20㎞以降でDNF、それまでサブ3のタイムだったが、故障が原因だろうか?
 2)MI氏 カムイの杜トレイル 43㎞(累積標高2,360m)男子 44位/98人  5:33:40

コメント

Unknown さんの投稿…
ラン友のKYです。
詳細なレポートありがとうございました。
そしてOさん、YYさん見事完走おめでとうございます!!
壮絶とも言える内容のレポートで読んでいて痛みが伝わってきそうでした。
あまりにも凄い体験談なので「皆さんも、是非、必ずチャレンジしてみてください」と言われても腰が引けてしまいます。
というか絶対ムリムリムリムリ!という感じです。

私の方はと言いますと先々日の日曜日(ちょうどこの日に71歳になりました)、モエレ沼公園で開催された札幌あおぞらマラソンの30kmに出場しました。
気温13度と低めだったのはまだしも、風速10mの強風という最悪のコンディションで、いかに滝川の強い風に慣れているとは言え、向かい風はかなり厳しかったです。
それでも最低限3時間(キロ6分)、できれば2時間45分(キロ5分30秒)の目標をクリアして2時間43分47秒で完走できました。
30km男子(18歳以上)エントリー67名、完走40名の中で20位でした。
それにしてもあおぞらマラソンは儲け主義丸出しの酷い大会で、秋にも開催するようですが二度と出るまいと思った大会でした。

この次の出場予定は7月31日(日)の真駒内ハーフマラソンで、先ほどエントリーを終わらせました。
今度の土曜日(6月4日)には合同練習に参加させていただくつもりでおりますので、またよろしくお願いいたします。
長文コメント失礼しました。
滝川BEERS さんの投稿…
KYさん コメントありがとうございます。70歳代 1位優勝おめでとうございます。素晴らしいタイムです。今度は、フルマラソン3時間45分切りですね。